サプリメント,食品添加物通販のマルゴ店長コラム
防腐効果抜群、プロピオン酸ナトリウム
製品について
プロピオン酸ナトリウムの主な特徴
【防腐効果が強い】
カビや細菌の繁殖を抑える働きがあり、防カビ剤や防腐剤として利用されます
特にパンや焼き菓子などでのカビ防止に効果的です
【pHに左右されにくい】
酸性や中性でも安定して効果を発揮するため、幅広い食品に使用できます
【安全性が高いとされる】
適量を守って使用すれば、安全性が確立されているとされています
体内に取り込まれると、プロピオン酸に変換されて代謝され、エネルギー源として利用されます
プロピオン酸ナトリウムが使用される食品
プロピオン酸ナトリウムは、以下のような食品に多く使用されています
パン類(食パン、菓子パンなど)
ケーキや焼き菓子
チーズ(特にナチュラルチーズ)
加工肉製品(ハムやソーセージなど)
その他のベーカリー製品
なぜパンによく使われるの?
パンは水分を多く含むため、カビが発生しやすい食品です
プロピオン酸ナトリウムを加えることで、保存期間が延び、品質を維持できます
許容摂取量
0〜10 mg/kg体重/日
体重 許容摂取量
50kg 500mg/日
60kg 600mg/日
70kg 700mg/日
80kg 800mg/日
食品中の使用基準
プロピオン酸ナトリウムの使用量は、食品の種類によって異なります。
日本では食品添加物として使用が認められている量は以下の通りです
【食品の種類】 【使用量の上限】
パン類 2.5g/kg
焼き菓子類 1.0g/kg
チーズ 3.0g/kg
【実際の摂取量の目安】
例えば、プロピオン酸ナトリウムが2.5g/kg使用されたパンを200g食べた場合
2.5g/kg × 0.2kg = 0.5g(500mg)
体重50kgの人の許容摂取量(500mg)に相当します
過剰摂取のリスク
通常の食品での摂取量では問題ありませんが、過剰摂取が続くと以下のリスクが考えられます
【消化器系への影響】
腹痛、下痢、吐き気を引き起こす可能性がある
【腸内環境の悪化】
酸性度が高いため、腸内細菌バランスが崩れやすくなる
【アレルギー反応】
まれに皮膚炎やアレルギー症状を引き起こすことがある
摂取量管理のポイント
【バランスの良い食生活を心がける】
プロピオン酸ナトリウムが使用されている食品(パンや焼き菓子)ばかりを食べると、摂取量が増える恐れがあります
【原材料表示をチェック】
「プロピオン酸ナトリウム」や「プロピオン酸」と表示されている食品には注意し、過剰摂取を避けるようにしましょう
【無添加や手作り食品を選ぶ】
無添加のパンや焼き菓子を選ぶことで、摂取量を減らすことができます
バランスよく食事を摂り、無添加食品や手作り食品を活用して摂取量を抑える工夫が大切です